怒っている人に、説明してはいけない理由
おはようございます。
今日は、
歯科クリニックの受付時代に学んだ、
今でも忘れられない話をしようと思います。
受付をしていた頃、
ある患者さんが受付に来て、
かなり怒っていたことがありました。
「どれだけ待たせるの?」
「もう1時間だよ」
確かそんな感じでした。
私は慌てて、
「申し訳ございません。もう少々お待ちください……」と答えました。
相手はめちゃくちゃ苛立っている。
そんな人を前に
私も焦ってしまって
うまく答えられませんでした。
何を言えばいいかわからない。
説明しなきゃ。
ちゃんと答えなきゃ。
そう思えば思うほど、
言葉が出てこない。
そんな時でした。
60代のベテラン上司が、
そっと声をかけてくれたんです。
「ちょっといい?」
私は正直、
怒られるのかなと思いました(笑)
でも上司は、
意外なことを言ったんです。
「説明する前に、
一個だけやることがある」
私は、
「え?」となりました。
すると上司は、
「まず、
気持ちを返すの」
と言ったんです。
そして、
「1時間も経ってしまいましたね」
まずこれを言ってみて。
そう教えてくれました。
「怒っている人はね。正論より先に、わかってほしいんだよ」
その言葉は、
今でも覚えています。
確かにそうなんですよね。
人は怒っている時、
本当に聞いてほしいのは説明じゃない。
気持ちなんです。
「大変だったね」
「嫌だったよね」
「待ちましたよね」
まずそこ。
それが伝わるだけで、
少し落ち着く。
逆に、
気持ちを飛ばして説明すると、
火に油になることもある。
これは仕事だけじゃなく、
家庭でも。
夫婦でも。
親子でも。
SNSでも。
同じなのかもしれません。
私たちって、
問題を解決しようとするんですよね。
でも実は、
解決より先に必要なのは、
理解されること。
なのかもしれません。
50代になって思うんです。
若い頃は、
正しいことを言おうとしていました。
でも今は、
正しいことより、
相手の気持ちを見ることの方が大事だなって。
そして、
人間関係で疲れやすい人ほど、
全部説明しようと頑張りすぎている気がします。
でも、
戦わなくていい。
まずは、
「そうだったんですね」でいい。
「大変でしたね」でいい。
それだけで、
関係が変わることもある。
私が受付時代に教わったこの言葉は、
今でも人との関わりの中で、
何度も助けてもらっています。
こちら、Xでも発信しています。
50代になると、
コミュニケーションの上手さって、
話す力より、
受け止める力なのかもしれませんね。
このSubstackではこれからも、
・発信を始めて変わったこと
・人生を立て直していく話
・AIとの付き合い方
・50代からの働き方
・孤独との向き合い方
そんなことを、
届けていこうと思っています。
では、また^^




